【2023年】知らずに損してない? 国に申請すればもらえるお金をカテゴリー別に紹介

お金の悩み

社会保障が充実している日本には、申請すれば国からお金がもらえる制度が多くあります。

知らず知らずのうちに損していることもあるので、これを機に理解を深めておきましょう。

今回は役所に申請するだけで「国からお金がもらえる制度」をカテゴリー別に紹介します。

申請すればもらえるお金一覧【20選】

2023年の「国からお金がもらえる制度」を、金額が大きいモノを中心に厳選しました。

どれも自分で申請しなければ利用できない制度ばかりです。役所から通知が送られてきたり、会社の人事から相談を持ち掛けてくることはないため、情報収集が大切になります。

今すぐ必要でなくても、知っておくだけで今後損をする可能性は極めて低くなるでしょう。

住宅関連

すまい給付金

⇒マイホームの購入時に最大50万円が現金で支給される

  • 条件:年収が775万円以下・床面積が50m²以上
  • 申請:給付申請書・住民票を用意 ⇒ 最寄りのすまい事務局に提出
住宅ローン減税

⇒住宅ローン残高の0.7%分が翌年の所得税・住民税から控除される

  • 条件:合計所得が2千万円以下・借入金の返済期間が10年以上
  • 申請:源泉徴収票・住宅ローン残高証明書等を用意 ⇒ 確定申告
子育て世帯の転居支援

⇒マイホームの購入費や引越し代を自治体が補助してくれる

  • 条件:小学生以下の子どもがいる(中学生を含む自治体あり)
  • 申請:申請書・住み替え前の住民票を用意 ⇒ 役所の福祉総務課で手続き

病気やケガのとき

高額療養費制度

⇒医療費の自己負担額が上限を超えた際に超過分が支給される

  • 条件:健康保険に加入しており、長期間保険料を滞納していない
  • 申請:健康保険のHPから申請書をダウンロード ⇒ 指定場所に郵送
傷病手当金

⇒病気やケガが原因で働けない際に給与のおよそ2/3が支給される

  • 条件:連続で4日以上休んでいる・休職中に給与が支払われない
  • 申請:HPから申請書をダウンロード ⇒ 医師に記入してもらう ⇒ 人事部に提出
障害年金

⇒病気やケガが原因で働けない際に給与のおよそ2/3が支給される

  • 条件:連続で4日以上休んでいる・休職中に給与が支払われない
  • 申請:HPから申請書をダウンロード ⇒ 医師に記入してもらう ⇒ 人事部に提出
難病見舞金制度

⇒国が指定する難病を患った際に自治体から1~3万円が支給される

  • 条件:指定難病の認定を受けている・継続的に治療が必要である
  • 申請:特定医療費受給者証を用意 ⇒ 保健福祉センターで手続き

出産、育児でもらえるお金

出産手当金

⇒出産のため会社を休んでいる際に給与のおよそ2/3が支給される

  • 条件:会社の健康保険に加入している・妊娠4ヶ月以降の出産
  • 申請:医師に申請書を記入してもらう ⇒ 会社の人事部に提出
出産育児一時金

⇒子どもを出産した時に1児につき42万円が支給される

  • 条件:健康保険に加入しており、長期間保険料を滞納していない
  • 申請:出産費用の領収・明細書を用意 ⇒ 役所で世帯主が差額の申請
児童手当

⇒中学校卒業までの子どもがいる家庭に月額10,000~15,000円が支給される

  • 条件:15歳以下の子どもを監視、養育している(一部所得制限あり)
  • 申請:児童手当認定請求書・マイナンバーカードを用意 ⇒ 役所の住民課で手続き
高等学校等就学支援金

⇒高校生の就学を支援する制度で月額9,900円(全日制の場合)が支給される

  • 条件:公立高校 ⇒ 世帯年収910万円未満、私立高校 ⇒ 世帯年収590万円未満
  • 申請:受給資格認定申請書・マイナンバーカードを用意 ⇒ 入学時に手続き

休業または失業したとき

失業給付金

⇒会社を退職した後に離職前の給与のおよそ50~80%が支給される

  • 条件:雇用保険の加入期間が通算12ヶ月以上・働く意思と能力がある
  • 申請:前の会社から離職票を取り寄せる ⇒ ハローワークで手続き
求職者支援制度

⇒再就職や転職を目指す方に生活支援として月10万円が支給される

  • 条件:失業給付を受けていない・労働時間が週20時間未満(無職可)
  • 申請:ハローワークで制度の説明 ⇒ 訓練コースの選択 ⇒ 面接・筆記
介護休業給付金

⇒家族の介護のために仕事を休んでいる期間に給与の2/3が支給される

  • 条件:雇用保険の加入期間が通算12ヶ月以上・就労日数が月10日以内
  • 申請:人事部に介護休業申請書を提出 ⇒ 会社がハローワークで手続き
教育訓練給付制度

⇒失業給付の一つで教育講座を受けると受講料の20%が戻ってくる

  • 条件:受講開始日に雇用保険の加入期間が3年以上ある
  • 申請:厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講 ⇒ ハローワークに申請書を提出

ご本人・ご家族が亡くなったとき

埋葬料

⇒健康保険の加入者が業務外の理由で亡くなった際に5万円が支給される

  • 条件:逝去した方が生前に会社の健康保険に加入していた(国保は対象外)
  • 申請:健康保険埋葬料支給申請書・死亡診断書を用意 ⇒ 各健康保険に提出
遺族年金

⇒国民年金・厚生年金の被保険者が亡くなった際に77万円/年が支給される

  • 条件:逝去した方が公的年金の被保険者である・年金を滞納していない
  • 申請:年金請求書を取得・記入 ⇒ 戸籍謄本などを年金事務所に提出

収入減・生活苦

住居確保給付金

⇒離職や収入減で住居を失うおそれがある方に家賃3ヶ月分が支給される

  • 条件:月の収入が基準額13万円(2人世帯の場合)+家賃以下である
  • 申請:住居確保給付金申請窓口に相談 ⇒ 申請書・預貯金が確認できる書類を提出
生活保護

⇒最低限の生活を営むことができない場合に月10~15万円が支給される

  • 条件:所得が国の定める最低生活費を下回っている・資産を持っていない
  • 申請:福祉事務所の生活保護担当者に相談 ⇒ 申請書をもらう ⇒ 書類の提出
借金でお困りの方に向けた救済サービス

⇒借金救済制度を利用することで抱えている借金を減額・免除してもらう

  • 条件:カードローンやキャッシングなどで多額の借金を抱えている
  • 申請:減額診断サービスを利用 ⇒ 借入額・借入期間・返済状況を入力

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